骨粗鬆症予防に!!
骨げんきサポート手帳2020。リニューアルしました。年に2回検査をしましょう。
症状と治療について
骨粗鬆症
骨粗鬆症とは、骨を溶かす骨吸収と骨を作る骨形成のバランスが崩れ、相対的に骨吸収が優位になったことで骨量の減少が起こり、骨がもろく骨折が起こりやすくなる病気です。 骨粗鬆症の患者さんは女性が男性の約3倍で、年齢とともに増加します。 高齢化が進むにつれて、骨粗鬆症の患者さんは増加し、未治療の結果として骨折をきたし、寝たきりになる危険性が危惧されています。
[ 診断 ]
1.脊椎の圧迫骨折をみとめる 2.脊椎の骨密度が70%未満 上記のいずれかに該当する場合に、骨粗鬆症と診断されます。 骨密度の測定方法・測定部位は様々ですが、当院で行なっているDXA法(デキサ法)による腰椎の測定が基本とされています。(超音波によるものや、手首での計測はあくまで目安になります。)
[ 治療 ]
1.食事療法 2.運動療法 3.薬物療法(内服、注射) 治療も様々ですが、年齢・性別・骨折の有無・骨密度を考慮して治療を行います。 ご相談下さい。もちろん検査だけを希望の方も歓迎いたします。 三笠 貴彦
[ お薬について ]
- 内服(1日1回/週1回/月1回)飲みにくい場合はゼリーもあります
- 注射(週1回/月1回/半年に1回)
特 徴
- カルシウムの吸収促進
- 骨形成の促進…新しい骨をつくる働き
- 骨吸収を抑制する…古い骨を壊す働き
継続した骨粗鬆症薬の服用が大切です。
>>当院での治療薬について