体外衝撃波治療
衝撃波治療とは
衝撃波を皮膚の上から患部に照射することにより、治癒および組織再生を誘発します。関節、腱、筋肉すべての慢性痛に優れた効果が期待されます。
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- 1短い施術時間
- 体に負荷のかからない短い治療時間で効果が実感できます。
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- 2持続的な疼痛の緩和
- 患部に衝撃波をあてるだけで、慢性的な痛みを和らげることができます。
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- 3手術に代わる非侵襲的治療
- メスを使わずに、患部にアプローチすることができる治療です。
衝撃波治療はこんな方におすすめ
- なるべく短い時間で痛みを軽減したい方
- 慢性的な痛みで日常生活がつらい方
- スポーツにより肘や膝などの痛みがある方
- 手術をせずに痛みを軽減したい方
※妊娠中の方、がんや腫瘍がある方、出血障害や凝固異常を持つ方、心臓疾患や高血圧の方、感染症や皮膚疾患のある方、手術後の方は、当治療を受けられません。
衝撃波治療の効果
- 痛みの軽減
- 組織再生(骨折治癒・腱の再生)
- 石灰化の除去
- 筋肉の硬直を緩和
副作用
治療部位に紅斑や腫れ、血腫、点状出血等が一時的に出現する場合がありますが、いずれも数時間~数日で軽快します。
適応となる疾患
体外衝撃波治療が適応となる方は以下のような疾患や機能障害をお持ちの方になります。
- 難治性足底腱膜炎
治療頻度 週に1回
治療回数 4~6回
- 膝蓋腱炎
治療頻度 週に1回
治療回数 最大5回
- 石灰沈着性腱板炎
治療頻度 週に1回
治療回数 6~8回
- 上腕骨外(骨内)側上顆炎
治療頻度 週に1回
治療回数 4~6回
その他
アキレス腱症、五十肩、変形性関節症(大関節/小関節)、無血管性骨壊死、骨髄浮腫症候群、滑液包炎(慢性)、手根管症候群、大転子疼痛症候群、踝骨棘、瘢痕(慢性)、インビンジメント症候群、下肢潰瘍、脛骨過労性骨膜炎、中足骨骨頭痛、筋弛緩、筋痛、離断性骨軟骨炎、偽関節、痙縮、疲労骨折、腱障害、トリガーポイント(深部)、創傷治癒
治療の流れ
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- 1診断
- 診断を行い、患部における痛点を特定します。 (必要に応じてMRIやエコーで確認)
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- 2治療
- ジェル塗布し、アプリケーターのスタートボタンを押して、 治療を開始します。低い出力から始め、お声かけしながら調節してまいりますのでご安心ください。
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- 3治療後
- 軽い運動のみを行います。 集束型衝撃波治療とあわせて、ストレッチ、または手技療法を含む軽いリハビリテーションを行う必要があります。 治療後2日間は激しい運動を避けましょう。
Q&A
- 治療はどのような人に向いていますか?
肩、肘、膝に起こる典型的な慢性痛があり、手術に抵抗がある方におすすめです。
- 治療中はどのような体感ですか?
痛みがある箇所に圧力を感じますが、照射を続けていく中で、徐々に痛みは軽減していきます。
最初は患者様の反応を確認しながら出力を調整していきます。
- 治療期間や治療回数はどのくらい必要ですか?
1クール3回、一週間に一回を目処に実施していきます。
通常の治療時間は8分です。
- 治療の効果はどのくらいであらわれますか?
早い方は1回目の治療後から治療効果を実感します。その後は数週間にわたって持続することが期待できます。
料金
保険治療(難治性足底腱膜炎)
一連(1か所) |
15,000円(税込)
3割負担の場合は初回に15,000円になります。 保険適応の場合初回に5,000点算定をし6ヶ月間何回でも照射可能。(週1回目安)
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自費治療
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