関節リウマチの治療において、医療費が高額になることがあります。
リウマチに限ったことではありませんが、医療費が高額になった場合、制度を利用することで自己負担額を抑えられたり、休職した場合手当を受けられたり、経済的負担を軽くするための制度があります。
各種、手続きには数か月かかることがあります。また、医療費の領収書が必要となるので保管してください。(再発行ができません)
1か月当たりの医療費が高額になったとき、自己負担限度額を超えた場合支給が受けられます。ご自身が加入している公的医療保険(健康保険組合、協会けんぽ支部、市町村国保、後期高齢者医療制度、共済組合等)に支給申請書を提出することが必要です。
保険証を確認し、各保険者にお問合せ下さい。
病気によって休職した場合、休業4日目から1.5年の範囲で支給が受けられます。
他要件があるので、病気により休職する際は会社の担当者に相談してください。
悪性関節リウマチ等、難病指定された方は、都道府県から医療費の助成を受けることができます。難病診断された方は最寄りの保健所にお問い合わせ下さい。
所得にもよりますが、一般的には世帯で1年間の自己負担医療費が10万円を超えた場合は確定申告により医療費控除が受けられます。医療費申告額から差し引かれるもの等要件があるので、最寄りの税務署にお問い合わせ下さい。
その他、障害者福祉制度、介護保険制度等が利用できる場合があります。ご自分に利用できる制度があるかどうか確認してみてください。