診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
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8:30~13:00/14:00~17:00 | ○ | ○ | ○ | - | ○ | - | ○ |
計算式
- BMI = 体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)
- 適正体重 = 身長(m)÷身長(m)×22
判定基準
BMIの計算式は世界共通ですが、肥満の判定基準は国により異なります。
成人
日本肥満学会の判定基準
BMI値 | 判定 |
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18.5未満 | 低体重(瘦せ型) |
18.5~25未満 | 普通体型 |
25~30未満 | 肥満(1度) |
30~35未満 | 肥満(2度) |
35~40未満 | 肥満(3度) |
40以上 | 肥満(4度) |
世界保健機関(WHO)の判定基準
BMI値 | 判定 |
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16未満 | 瘦せすぎ |
16.00~16.99以下 | 痩せ |
17.00~18.49以下 | 痩せぎみ |
18.50~24.99以下 | 普通体重 |
25.00~29.99以下 | 前肥満 |
30.00~34.99以下 | 肥満(1度) |
35.00~39.99以下 | 肥満(2度) |
40.00以上 | 肥満(3度) |
妊婦
妊娠中の肥満や痩せは、病気等のリスクが高くなります。また妊娠中の体重は、増えすぎも増えなさすぎも注意が必要です。
妊娠中のBMIに応じた望ましい体重増加については、日本産婦人科学会「妊娠中の体重増加の目安について」をご参照ください。
肥満とは、BMIが25以上の状態のことです。
肥満が原因となって、さまざまな健康障害が引き起こされます。
- 耐糖能障害(2型糖尿病・耐糖能異常など)
- 脂質異常症
- 高血圧
- 高尿酸血症・痛風
- 冠動脈疾患
- 脳梗塞
- 非アルコール性脂肪性肝疾患
- 月経異常・不妊
- 閉塞性睡眠時無呼吸症候群・肥満低換気症候群
- 運動器疾患
- 肥満関連腎臓病
肥満が原因の上記のような健康障害がある場合、または内臓脂肪が蓄積している場合を「肥満症」といいます。
当院では、次のような方に医療ダイエットの受診をおすすめいたします。
- 高度の肥満(BMIが35以上)の方
- 肥満症(BMIが25以上)があり、高血圧、糖尿病、脂質異常症、脂肪肝、高尿酸血症、睡眠時無呼吸症候群などの生活習慣病を指摘されている方
- 腹囲が男性で85cm以上、女性で90cm以上の場合で、血圧、血糖、血清脂質のうち2つ以上が基準値から外れるとメタボリックシンドロームが疑われる方
- 体重増加により腰や下肢に負担がかかり、痛みがある方(変形性膝関節炎、腰痛症、足部の痛み)
上記の方に当院ではオゼンピックという注射による治療を行っております。

オゼンピックはGLP-1注射の一種で、「食べ過ぎを防ぐ」、「満腹感が持続する」、「脂肪を分解しやすくする」という働きによってダイエット効果が期待できます。

週1回0.25mgを4週間投与、その後週1回0.5mgを4週間投与し、効果が不十分な場合には週1回1.0mgを投与…と徐々に効果・副作用を見ながら増量していきます。
オゼンピックで用いられる針の太さは髪の毛程度と非常に細いため、ほとんど痛みを感じずに接種することが可能です。
オゼンピック使い方・注意事項(PDF)
※受付時に身長・体重をお聞きします。診察日の朝、必ず自宅で体重を測ってきてください。
オゼンピック 2.0mg(週1回注射)
1本目 | 19,800円(税込)(診察料含む) |
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2本目以降 | 15%OFF16,830円(税込)(診察料含む) |
消毒綿: 550円(税込)、針: 1,650円(税込)
※注射の指導は1度のみになります。再度、指導をご希望の方は 再診料 1,100円(税込)かかります。
※注意点
【副作用】
嘔気、胃のむかむか、便通異常 などがみられることもあります。
副作用はオゼンピックの使い始めに出やすい症状で、ほとんどの場合は継続することで徐々に症状が落ち着きます。
また、重篤な副作用として低血糖や急性膵炎があります。
オゼンピックを使用して何か異常を感じた際は、クリニックに相談してください。
【オゼンピックを処方できない方】
- 他のGLP-1注射やインスリン注射を使用している方
- 妊娠中・授乳中の方
- 膵炎や胃腸障害の症状・既往歴がある方
- 過度のアルコール摂取や副腎機能不全など低血糖の恐れがある方
また、オゼンピックは子供を対象とした臨床試験を行っていないため、子供への使用はおすすめできません。
【オゼンピックについて】
- 未承認医薬品等(異なる目的での使用)・・・オゼンピック®は医薬品医療機器等法において、2型糖尿病の効能・効果で承認されていますが、肥満治療目的での使用については国内で承認されていません。
- 入手経路等・・・国内の医薬品卸業者より国内承認薬を仕入れています。
- 国内の承認医薬品の有無・・・国内で肥満治療の効能・効果で製造販売承認されているGLP-1製剤に「ウゴービ」があります。
- 諸外国における安全性などに係る情報・・・GLP-1受容体作動薬の注射製剤が米国FDAで肥満治療薬として承認されています。
未承認医薬品等は、国の医薬品副作用被害救済制度の救済の対象外となります。