皮膚科の疾患【多型紅斑】
多型紅斑
多形紅斑の原因としては、薬剤や感染症やワクチン接種などが引き金となることもあれば、何ら誘因なく生じることもあります。症状としては、円形〜類円形のtarget lesionあるいはiris lesionと呼ばれる浮腫性紅斑が全身に多発し、水疱やびらん潰瘍を混じることもあります。重症型多形紅斑では、全身倦怠感や高熱や粘膜疹を伴い、スチーブンスジョンソン症候群(Stevens-Johnson syndrome:SJS、皮膚粘膜眼症候群)との鑑別が重要となりますので、総合病院や大学病院の皮膚科にご紹介させていただきます。
採血等にて原因検索を行うとともに、抗アレルギー剤内服やステロイド内服・外用などにて治療します。
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