新横浜整形外科リウマチ科

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橈骨(とうこつ)遠位端骨折とは

・手首(前腕)の親指側にある骨(橈骨)が、転んだ時などに手を着いた際に起こる骨折です。

症状

・手首の関節部の強い痛みや腫れ、関節の動きに制限が出ます。
・手がブラブラして力が入らなかったり、重症の場合には折れた骨や腫れなどで神経が圧迫され、指がしびれるような症状が生じることがあります。
・折れた方向によって、食器のフォークを伏せて置いたような変形が起こる場合があります。

原因

・閉経後の中年以降の女性で骨が脆くなっている(骨粗鬆症)場合は、骨折のリスクが高くなります。
・若い人でも強い外力が加わると起きることがあります。

検査

・レントゲンにより骨折の有無や程度を検査して診断します。
・粉砕や転位の程度をより正確に判断するためにCTを撮影する場合もあります。

治療

保存療法

・骨折の程度が軽症であれば、ギプスで固定します。
・固定期間は4~6週程度です。
当院では手術はできませんが、他院への紹介状をお出ししております。

リハビリ

可動域訓練・段階的に筋力訓練を行い、日常生活動作を習得します。

橈骨(とうこつ)遠位端骨折

橈骨(とうこつ)遠位端骨折