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肩関節周囲炎(五十肩)・石灰沈着性腱板炎
肩関節周囲炎(五十肩)・石灰沈着性腱板炎とは

肩関節周囲炎(五十肩)・石灰沈着性腱板炎とは、
1の可動域が狭くなり、ひどくなると痛みが強く出ます。
中高年に多く、五十肩とも言われています。
肩関節周囲の骨や軟骨、靱帯、腱が老化し関節周囲に炎症が起こります。

五十肩

原因

 肩関節周囲炎(五十肩)
年齢とともに関節内の組織(特に関節包)が硬くなることによる炎症で関節の使用頻度が減少することで、関節の動きが制限される

 石灰沈着性腱板炎
肩の腱板に石灰が蓄積することで引き起こされる炎症反応

症状

 肩関節周囲炎(五十肩)
肩の痛み(特に上腕を動かすときに痛む)、肩の動きの制限がかかる、痛みによる夜間の眠りの障害など

 石灰沈着性腱板炎
突然の激しい肩の痛み、肩の動きの制限がかかる、痛みによる夜間の眠りの障害など

治療について

関節の柔軟性と強度を向上させるための可動域訓練や、痛み止め等により痛みを和らげる方法があります。

当院推奨

上記治療のほかに、当院では肩関節の痛みに体外衝撃波治療を行っております。
体外衝撃波治療は、痛みや怪我を治すための治療で、
衝撃波を患部に照射する整形外科では新しい治療法です。
強い音波を使って体の外から怪我や痛みのある部分にエネルギーを送ります。
皮膚に衝撃波を当てるだけですので、身体に負担をかけずに、慢性的な痛みを緩和させることが可能です。

効果
  •  痛み軽減(痛み因子を減少)
  •  血流改善(患部の血流促進)
  •  骨の修復・形成(治癒および組織再生を誘発)

上記を一例とした効果があり、沈着していた石灰が粉砕・縮小化されることにより疼痛緩和、機能改善が得られます。
短時間で痛みを軽減したい方、手術をせずに痛みを軽減したい方におすすめです。

治療の目安

治療の目安としては、5日~1週間に1度を目安に行います。

副作用

副作用としては、治療部位に紅斑や腫れ、血腫、点状出血等が一時的に出現する場合がありますが、いずれも数時間~数日で軽快します。
※肩関節に対しては自費治療になりますので、1回5,000円で行っております。

体外衝撃波治療に関して、くわしくはこちらをご覧ください。 体外衝撃波治療についてはこちら

リハビリのすすめ

まずは1か月から2か月続けてみましょう。
肩関節の動きを良くするために筋肉をほぐしたり、筋力UPを行います。
もし症状が良くなれば、回数を減らすなどスケジュールの調整をいたします。

日常生活での注意

寝ている姿勢で痛みが強くなるときは、仰向けで布団と肩の間に隙間ができないようクッション等を入れます。
横向きで寝る場合は、痛みがある方を上にして、クッションを脇で挟むようにし、腕が安定しておけるようにします。

寒い時期は肩が冷えないよう注意しましょう。
肩関節周囲炎の日常の注意

腱板断裂と肩関節周囲炎では違いが出ないこともあり、
症状が続く場合はMRI検査が必要になり、患者様それぞれの症状に合わせたリハビリテーションが必要になります。