新横浜整形外科リウマチ科

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椎間板ヘルニア

椎間板ヘルニアという病名を聞いたことがあるけれど、どんな病気なのかイマイチ想像がつきにくい、という方が多いと思います。
そんな椎間板ヘルニアについて、そもそも椎間板とは何か、簡単にまとめました。ご参考にしてください。

そもそも椎間板とは?

椎間板は、背骨(椎骨)と背骨の間にある組織です。クッションの役割を果たしています。椎間板の中身は、卵に例えられます。卵の黄身に当たる部分を「髄核」、卵の白身に当たり、髄核を守る働きをするのが「繊維輪」です。

椎間板ヘルニアとは?

椎間板ヘルニアは、椎間板が何らかの原因で傷んでしまうことにより、中の髄核が飛び出てきて神経(脊髄)を圧迫する病気です。首の骨(頚椎)の間の椎間板が飛び出て首の神経(頚髄)を圧迫しているのが頚椎椎間板ヘルニア、腰の骨(腰椎)の間の椎間板が飛び出て腰の神経(腰髄)を圧迫するのが腰椎椎間板ヘルニアです。

椎間板ヘルニアの原因

加齢が一番大きな原因です。その他、腰椎の場合は悪い姿勢での動作や作業、喫煙、頚椎の場合は悪い姿勢での仕事やスポーツなどでヘルニアが起こりやすくなることが知られています。

椎間板ヘルニアの症状

椎間板ヘルニアの症状は、背骨のどの部分で椎間板が飛び出ているかによって異なります。

頚椎の場合は、頚髄の近くに腕を動かす神経が集中している場所(神経根)があるため、神経根の圧迫、脊髄の圧迫あるいは両者の圧迫による症状が生じます。

椎間板ヘルニアの診断

問診や診察により椎間板ヘルニアの可能性が高いと思われる場合、X線(レントゲン)撮影やMRI検査を行い、診断を確定します。

頚椎椎間板ヘルニアの診断としては、頸椎を後方や斜め後方へそらせると、腕や手に痛み、しびれが出現(増強)します。
その他、手足の力が弱いこと、感覚が鈍くなっていること、腱反射の異常などで診断します。

椎間板ヘルニアの治療とリハビリテーション

椎間板ヘルニアの治療は、保存療法(手術をしない治療法)と手術治療に分けられます。まずは保存療法を行い、症状が取れなければ手術を選択するのが一般的です。

保存療法としては、薬による治療(消炎鎮痛剤の内服や坐薬、神経ブロック注射など)、安静療法(腰椎の場合はコルセット、頚椎の場合は頚椎カラー装具による固定)などがあります。これらの治療で症状が軽くなれば、牽引療法やマッサージなどのリハビリテーションを行います。

これらの方法を2〜3ヶ月行っても症状が良くならない場合、また手足の脱力や歩行障害、排尿障害があるときには、手術を検討します。

まとめ

日常生活で背骨に負担をかけるような動作でも、ヘルニアとなってしまうことがあります。当院のリハビリテーションでは、ヘルニアになりにくい身体づくりなどのアドバイスも行います。ぜひ一度お問合せください。


参考文献:
https://www.joa.or.jp/public/sick/condition/lumbar_disc_herniation.html
https://www.joa.or.jp/public/sick/condition/spinal_disc_herniation.html
http://www.neurospine.jp/original27.html
https://www.jnj.co.jp/jjmkk/general/disk
https://ssl.jssr.gr.jp/assets/file/member/topics/cervical_spine_200915.pdf
https://www.minamitohoku.or.jp/up/news/konnichiwa/200702/clinic.htm
https://sagamihara.hosp.go.jp/sinryouka/sekizui-center-hernia.html

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