保存療法とは・・・
手術療法に対してそれ以外の治療法を、【保存療法】と言います。
保存療法には、薬物療法、理学療法、運動療法などが含まれます。

痛みの原因
- ① 組織的な問題(変形、軟骨の消耗、神経障害など)
- ② 炎症(使いすぎ、疲労など)
- ③ 機能の低下(筋力低下、柔軟性の低下など)
痛みの治療と緩和
① 変形、軟骨の消耗、神経障害などが原因
組織的な問題が大きい場合は、手術的に治さないと痛みは改善しないことが多いです。
この問題は、大きな外傷がない限りは、短期間で悪化することはありませんが、
急激に痛くなることが多くあります。
これは ②や③による一時的な要因が生じた結果によります。
②使いすぎ、疲労 ③筋力低下、柔軟性の低下などが原因
使いすぎ、疲労、筋力低下、柔軟性の低下から来る痛みに関しては、保存療法で改善させることが可能です。手術する必要はありません。
また組織的な問題が多少あったとしても、保存療法により筋力強化、柔軟性強化により補い、生活に支障が出ない範囲に改善することも可能です。
手術適応と判断されても、適切な保存療法、リハビリテーションを行うことができれば、手術を回避できる可能性があります。
当院では、本当に手術が必要かどうかを慎重にスタッフ一同で検討し、保存療法にあたります。
そして、改善された後の再発予防を含めた治療を行っていきます。
当院での保存療法のご紹介
まず身体に大切な、①血液、②骨、関節、③筋肉 の状態を確認します。

それぞれの問題点を評価し、
- ・『血液』については内科的治療、食生活の改善、健康管理、
- ・『骨、関節』については内服や注射、
- ・『筋肉』についてはリハビリテーションなど、