医療費を抑えるためのポイント

2023年1月16日

① 同じ日に複数の診療科を受診する

患者様の中には、各診療科で複数の病院へ通っている方もいるのではないでしょうか。
別々のクリニックで診察を受けると各病院で、「初診料」「再診料・外来診療料」の医療費がかかってしまいます。

当院では、「整形外科リウマチ科」以外に「一般内科」「皮膚科」「脳神経外科」の 専門医師が在籍していますので、例えば 膝の痛みで整形外科を受診、同じ日ににきびなど皮膚トラブルについて皮膚科を受診したい場合、2科目については、初診料または再診料などが約半額になります。(同日の診察、別々の疾患に限ります。)


② 軽い症状の場合は、お近くのクリニックで

紹介状を持たずに大きな病院にかかると初診料に「特別料金」が加算される場合があります。
令和4年10月~から対象病院を拡大するとともに、「特別料金」の額が引き上げられました。
詳しくはこちら。厚労省HPの資料より(PDF)
症状が軽症の方は、まずはお近くの「かかりつけ医」へご相談ください。

③ ジェネリック医薬品を使う

ジェネリック医薬品は、厚生労働省の認可を得て製造販売される、新薬と同じ有効成分を含む医薬品です。
新薬の特許が切れた後に、他の医薬品メーカーが新薬と同じ成分で作った同等の効き目がある薬です。
新薬の発売後、数年から十数年経って開発されるジェネリック医薬品のなかには、味の改良や小型化など、新しい技術により、新薬に比べて、飲みやすさや飲み間違いを防ぐ工夫が行われているものも多くなっています。
先発医薬品に比べて薬の値段が5割程度、中にはそれ以上安くなるものもあるため、一人ひとりの自己負担や国民医療費の抑制にもつながります。
当院では、ジェネリック医薬品を推奨しております。

④ 高額療養費制度・医療費控除を使う

高額療養費制度とは、入院や通院などで1カ月にかかる医療費の自己負担額が大きくなったときに、その上限額を超えた金額が公的医療保険から支給される制度です。自己負担限度額は年齢や所得によって異なります。
医療費控除は1年間(1月1日~12月31日)にかかった医療費が多い場合、確定申告をして税金を取り戻すことができます。

⑤ 大きな病気にならない

「予防接種」と「健康診断」を

医療費を抑えるためにもっとも重要なことは、大きな病気になったり、寝たきりにならないことです。
当院では、「健康診断」と「予防接種」も行っております。
感染予防や健康診断を行うことにより「大きな病気にならない」、「病気の早期発見・治療」をすることができます。

毎日の運動とバランスの良い食事を

将来寝たきりにならない為にも丈夫な骨と筋力UPが必要です。
日頃から規則正しい食事と運動を心がけましょう。
当院のリハビリでは骨粗鬆症予防にも力をいれております。
運動が苦手な方にもパワープレートなどの最新機器を使用するので、無理なく行えます。
また、栄養管理士による栄養管理指導を受けることができます。 栄養バランスを考えた毎日の食事もこころがけましょう。

医療費を抑えるためにもかかりつけ医を持ちましょう。

「かかりつけ医」は当院へお任せください。

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